スタッフインタビュー(取締役CTO / 酒徳千尋)

エネルギー溢れるエンジニアと一緒に働きたい

取締役CTO / 酒徳千尋

hunza name:ちひろさん

経歴:2007年にウノウ入社。ケータイミニブログgumiや、まちつく!等のウノウ、Zynga Japanのサービスの開発・運用に関わる。2013年3月に笹森と共に株式会社フンザを設立。

これまでのキャリア

大学卒業後、新卒で入った会社では非エンジニアとして働いていました。そこでFlashを使ったコンテンツ作成を発注する側になった時に、「これは自分で作った方が面白そうだ」と思い転職しました。エンジニアに転身した後いくつかの会社で働きましたが、2007年からウノウで働き始めました。当時ウノウがやっていたウノウラボというブログを読んで「面白そうな会社だな」と思ったのがきっかけです。


ウノウから内定をもらって「これからどんな仕事をすることになるのかなー」と思っていた矢先に、国光さんという人に紹介され、彼のプロジェクトの担当エンジニアになりました。その時の経緯はこんな記事にもなっています。当時のウノウはPHPをメインで使っていましたが、Railsのプロジェクトもあり、会社として言語やフレームワークが決まっているわけでもなかったので、僕はその時最も興味があったDjangoでやることにしました。


一時国光さんの会社(株式会社gumi)に転籍したのですが、結局ウノウに戻ってきて、「まちつく!」などのソーシャルゲームに関わることになりました。「まちつく!」のmixiアプリ版のヒットによってウノウは急成長して、結果としてジンガに買収されることになるのですが、急成長から買収による組織の改変、そして最終的に解散にいたるまでの過程を体験できたことは、その前後の人生を振り返ってみても、大変得難いものでした。


ジンガ・ジャパンになってからは、QAエンジニアとしてQAチームの新設に奔走したり、本社の技術基盤チームとのブリッジ役のような仕事をしました。
ジンガ・ジャパン時代は特定のプロダクトに関わるというよりは、何でも屋のような仕事が多かったです。しかし、何か誇れる仕事を一つあげるとするならば、「モントピア」「あやかし陰陽録」というカードバトルゲームのローカライゼーションの仕事があげられます。日本語がハードコーディングされたコードをローカライゼーション可能なコードに置き換えるというプロジェクトにリーダーとして取り組み、無事に英語圏、中国語圏などでリリースできました。「あやかし陰陽録」はジンガ・ジャパンが解散した後も2年ほど運営が続き、日本でカードバトルゲームのブームが去った後も海外で好評だったと聞いているので、僕がジンガに貢献できた一番大きな仕事だったと思います。

開発チームの作り方

今の開発チームのメンバーはエンジニアとしてそれなりの経験を積んだメンバーが多いので、見積もりや設計、進捗管理まで自分自身でやってくれることを期待しています。元々同僚だった人が多いので、性格とか得意分野とかを熟知しているのも、安心して仕事を任せられる一因だと思います。また同じ理由で、自分が思っていることを気兼ねなく言える雰囲気はあると思います。


開発チームを作っていく上で迷うことは多くありましたが、迷った時の指針は「少数精鋭にこだわっていく」ということでした。チームの理想像として、Instagramの開発チームがあります。Facebookに買収された2012年頃のInstagramにはたった13名の社員しかおらず、開発者はその内6名です(参考記事)。
世界にインパクトを与えるサービスを作るのに社員数は関係なく、社員一人一人がプロフェッショナルであることの方が重要だという典型例だと思っています。


もちろんInstagramには今ではもっと開発者がいると思いますが、買収後のInstagramが他のどんなSNSよりも成長しているのを見ると、今でも刺激を受けますし、ロールモデルの一つだと思っています。僕らも、今まで作ってきたチームの良い面を残しつつも、さらなるサービスの成長を目指して組織を変えていかないといけないと痛感します。

CTOとしてのやりがい

個人的な点としては、特定の言語・フレームワークを強要されることがないので、それが起業して一番良かったと思える点です。PythonやDjangoを選択したことで、自分の能力を100%発揮して、コードを書くことやサービスを良くすることに集中できている気がします。ただし、会社としてPythonにこだわっていくことが他のメンバーにとっても良いことかは分からないので、他のメンバーも「100%以上自分の能力を発揮できている」と感じつつ仕事をできる環境を作ることが重要だと思っています。


チケットキャンプは毎月500万以上のユーザーに利用していただいているので、サービスに対する責任は常にひしひしと感じています。


サービスが24時間週7日稼働していることは当然のように期待されていますし、サービス改善のためにここを変えたいとかあそこを変えたいというプロデューサーからの要求は高いです。

一方で、その場しのぎの解決で技術負債が溜まって、いつか身動きが取れなくなってしまうことはあってはならないという信念があるので、設計やコードの品質にはかなり気をつかっています。コードレビューはgithubのPull Requestを使って行っていますが、何かしらレビューワーのコメントがつくことの方が多いです。

現状の課題・今挑戦したいこと

チケットキャンプの開発がスタートしてすでに4年以上が経ちました。これまでの試行錯誤の結果あまり使われていない機能が増えたり、プラットフォームもPC版、モバイルWeb版、モバイルアプリ版と増えていったので、アプリケーションが大きくなりすぎてしまった感もあります。マイクロサービス化できそうなところは切り分けていこうとしています。マイクロサービス化していった結果、最適解がPythonではないところも出てくると思うので、そういう部分は別の言語で実装してみるということも挑戦したいですね。


サービス面の課題としては、チケットキャンプは世の中の多くの人が名前を聞いたことのあるサービスというところまで到達しつつあるとは思いますが、正直なところAmazonやZOZOTOWNのような世の中の誰もが使っていて、規模的にも2桁も3桁も大きいサービスと比べると、細かい点で素人っぽさが残っていて、もう一つ上のステージに上るにはまだまだやることが残っていると思っています。デザインであったり、JavaScriptで動いている部分のちょっとした挙動であったり、あるいはiOS/Androidアプリの使い勝手であったり、そういうところまで気を配れるような開発体制にしていきたいです。


インフラ面に関しては、Chef, Terraform等のツールをより活用してInfrastructure as Codeをさらに推進していきたいと思っています。Terraformは個人的には久々に現れたウォッチしがいのあるオープンソースソフトウェアだと思っていて、自分でTerraformを使うのはもちろんのこと、更新履歴やPull Requestを眺めたりするのも楽しいです。フンザでも積極的に使っているので、TerraformにPull Requestを送るメンバーが出てきたのも非常に嬉しく思っています。

エネルギー溢れるエンジニアと働きたい

Pythonを使っている会社は日本でも増えてきましたが、PHPやRailsの求人と比べるとやはり少ないのは事実だと思います。フンザは一定の規模感のあるカスタマー向けのサービスをPythonで開発しているという少ない例なので、PythonやDjangoにこだわりたいという人に是非来ていただきたいです。


また、iOS/Androidアプリはまだまだ伸びしろがあるので、切実にエンジニアを探しています。ユーザーからの良いフィードバックに喜びを感じられる方や、細かいUI/UXまでこだわりを持って作っていきたいという方にジョインしていただいて、もっとアプリを良くしていきたいですね。


また、新しい技術に積極的にチャレンジしたいという意欲がある人も歓迎します。フンザの意思決定は早いです。Webアプリケーションエンジニアとして入社していただいた方であっても、「やっぱりiOSやAndroidのアプリをやってみたい!」という強い希望があれば、すぐに移れる可能性が高いです。また、現在フンザではチケットキャンプに続く新規事業を準備中ですが、そちらではPythonやObjective-C, Javaといった今まで使ってきた言語ではなく、新しい言語でやることも検討しています。自分で枠や限界を決めずに、どんなことでも貪欲に学び、スキルを磨きたいという方を歓迎します。


僕の個人的なエンジニアの理想像として、CouchDBの作者のDamien Katzがいます。ちょっと古くなりますが、彼が2009年に行った"CouchDB and Me"と題したプレゼンテーションで、「クールなことをやって給料をもらうエンジニアになるにはどうしたらいいだろうと思っていたけど・・・今は僕はそれを実現できたよ!」といったことを発表しているのですが(参考動画)、そういう仕事の仕方がエンジニアとして一番カッコいいと思っています。


「自分がクールだと思っていることを無我夢中でやってきたら、自分の後ろに道ができていた」ということを僕も目指したいですし、そういうエネルギー溢れるエンジニアと一緒に働きたいですね。

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